骨粗鬆症とは、
骨からカルシウムが溶け出し、骨がスカスカになって、
日常生活に支障をきたすほどもろくなった状態を言います。
50歳代の閉経後の女性に特に発症率が高いです。
50歳代の女性に多い理由として、
閉経後に女性ホルモンの分泌がなくなると腸管からのカルシウムの吸収率が低下し、
骨からのカルシウムの溶出が進むためと考えられます。
骨粗鬆症の治療薬としては、
ビタミンDや女性ホルモンなどが用いられるが、日本ではビタミンDの有効性をより高めた活性型ビタミンD剤がよく使われてます。
体内でも腎臓などでビタミンDは活性型に変えられます。
普段からカルシウムやビタミンDを多く含む食品をとることを心がけ、
適度な運動を行うことが骨粗鬆症の予防になります。
当然、発育盛りの子供にも補給する必要があります。
実際、思春期前に十分なカルシウムを摂取していた子供は骨密度が向上し、しかもこの骨密度を一生、
維持できることが報告されています。
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